既存顧客に対しては過去の購入状況などから営業を行えるでしょう。新規に顧客を獲得するには多くの対象者に営業を仕掛ける必要がありますが、その時にあまり人手をかけると人件費などもかかります。このときに利用したいのがメール配信システムで、通常は人が送付先の登録や返信状況から次に送るメールの設定などを行う必要があります。送付先がたくさんありさらに絞り込みの段階も複数あるとき、そのたびに返信状況の確認や新たなメールの設定を人が行うのは大変な作業になるかも知れません。メール配信システムの中にはステップメール機能が付いているものがあり、返信状況から次に送るメールを自動的に決定して配信も自動的に行ってくれます。絞り込みの多くを自動化でき効率化が可能になるでしょう。
顧客とのコミュニケーションとしてメールマガジンがあり、一方的でありながら定期的に自社の情報が送信できます。そのメールを見て興味を持った顧客から連絡があれば実際に営業活動に移れるので効率的な活動ができるでしょう。このときにメール配信システムを使うケースが多いですが、システムを使うにしてもメールを送付するにしても一定のコストがかかっています。もし何の効果もないメールマガジンを送っているとしたら無駄なコストになりますが、その効果が分からなければ無駄かどうかがわかりません。メール配信システムの中には効果測定機能が付いているものがあり、配信したメールの既読率やクリック率が測定できます。その情報からメールマガジンの内容を変更するなどの対策が可能です。